・・中の人の青春

 幼稚園から中学校1年までばあちゃん(母方の)に育てられ

 小学校のころは 皆と同じだと思っていました

 今考えると、老人の生活と同じことをしていたので同じわけがないです

 中学まで9時には布団に入っていましたし

 毎朝7時には必ず起きていました

 ご老人は節約好きなので

 なぜかいつもヨレヨレの近所の人の子供の

 お下がりとか着てました

 自分が皆と違うのかな?そう思い始めたのは中学1年生のときです

 中学は小学校の給食と違いお弁当でした

 弁当の時間 自分の弁当のおかずが鯖の塩焼きと野菜がてんこ盛りだったり

 昭和時代を思わせる弁当箱だったり

 真面目に掃除をしたり

 真面目に授業を受けたり

 持ち物には全部名前を書いてあったり

 休み時間に教科書を読んでたり

 今思うと 格好のいじめの標的じゃないですか・・・

 引き金を引いたのは入学してから1ヶ月

 中間テストの答案でした

 生真面目君ですから 生真面目君が友達になります

 真面目君と真面目君の会話は 不真面目君を不愉快にさせたのでした

 赤紫君 『○○君は何点だった?』

 ○○  『満点だったよ』

 赤紫君 『満点?! すごいや ボクは90点しか取れなかったよ』

 この会話を聞いた不良2人組(30点くらいしかとってない奴)

 赤紫君の声が大きい明るい性格があだとなりました

 赤紫君は2人に連れられて トイレへ行くことになりました

  つづく